日本再生医療学会の総会に行ってきました

日本再生医療学会

2023/3/23から、3/25までの3日間、京都国際会館で開かれた日本再生医療学会総会に行ってきました。私は、研究者や企業人ではなく、 “ライフサイエンスコミュニケーター”として参加しました(結構、珍しがられましたが)。
総会での話題は色々多くて一度にはブログに書ききれませんが、今後、順次、アップしていきたいと思います。まずは、『こんなのあったよ』シリーズから始めたいと思います。

再生医療学会の総会は、研究発表や議論、研究者同士のコミュニケーションの場ですが、再生医療の研究に使用する試薬や容器、機器類を販売するメーカーの展示コーナーも併設されます。その展示コーナーで、珍しいものを見つけましたので、2つご紹介します。

まず1つ目は、

わんちゃんロボットです。頭をさすると、目を細めて、尻尾を振ってくれました。セラピードッグだそうです。ここは、株式会社インテリム様のコーナーです。インテリム様は、「再生医療等製品」の開発を行うために必要な法律の知識とか、申請手続きとか、そういったことをコンサルディングしてくれる、力強い味方であります。
(株)インテリム https://www.intellim.co.jp/

2つ目は、あの、宇宙産業を推進しているJaxa様の展示コーナーを見つけました。宇宙産業とライフサイセンスって、どういう関係があるのでしょうねーーー。

宇宙という無重力空間って、ヒトにとっては過酷な空間だと思っていましたが、臓器形成には、子宮の中で育つ赤ちゃんのように、無重力のような空間の方が有利ではないか、という報告がいくつかなされています。横浜市立大学で、肝臓のオルガノイド(肝芽)を用いて、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしている日本の「きぼう」の中で臓器を形成する実験をしているとのこと。今後の展開に期待したいと思います。
参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/organbio/28/2/28_147/_pdf/-char/ja


コメント

タイトルとURLをコピーしました