再生医療Expo大阪に行ってきました

再生医療Expo大阪

今日、再生医療Expo大阪に行ってきました。セミナーを受講しましたので、ご紹介します。
RMK-S2 特別公演(2) 「細胞培養の安定性・再現性向上」。ビジョンケアの高橋政代先生。
iPS細胞の培養で、なんと、人型汎用ロボット(LabDroid:ラボドロイド)に培養プロトコルを教え込んで、培養の再現性を良くしたという超ミラクルパフォーマンス!

iPS細胞を培養するための「培養プロトコル」っていうのがあって、継代して培養するための手順書といったもの。でもiPS細胞の場合は特に、そのプロトコルどおーりに培養しても、その結果、ちゃんと培養できたりできなかったり。かーなーりばらつくらしい。プロトコルに載っていない、例えば、培地交換する際のピペット操作方法の細かなところとか、インキュベータの扉を閉める時のスピードとか。多分、閉めた時の衝撃だと思う。それだけでも、iPS細胞ちゃんは繊細なので、機嫌が悪くなったりするらしい。ビジョンケアでは、iPS細胞を培養し、さらに網膜色素上皮細胞に分化させるので、そのプロトコルはさーらーに複雑。

でも、これをうまくできる熟練の人(女性!!!)がおられるらしい。でも、何度もやると再現性が不安定だったり、他の人に教えると、人によってうまく行ったり行かなかったり。これではやってられないですよね。

そこで、高橋政代先生は、その熟練の女性に頼んで、培養の手技、つまり一挙一投足(足技はないか)を、人型汎用ロボットにティーチングしてもらった。そのロボットの名前は「まほろ」というそうな。ロボットは忠実に教えたとおーりのことを繰り返すので、再現性抜群!!!。 だから、Wellプレートを使う場合のn数は1で良い! この衝撃は、わかる人には大きな衝撃!! さらに、ティーチングで得られた多くのパラメータをちょっとずつ変えた48パターンを、48Wellプレートの各Wellで実施し、最も良い培養結果が出たWellに対応するパラメータに進化させたそうな。人を超えたすご技ロボット誕生!!!

この実績は世界に評価され、高橋政代先生には、世界からセミナー依頼が殺到しているそうな。今日、そのセミナーが聞けた私は幸せでありました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました