iPS細胞から作った骨格筋細胞の鍛え方

CiRAさんの公開講座やシンポジウム

昨日、CiRAさんの公開講座を聞きに行ってきました。CiRAさんの建物の前にある一本の桜の木が、もう、満開でした。公開講座ですが、iPS細胞を使って、骨格筋、骨、軟骨の病気を治すことができる良い治療薬がないか探す、というお話でした。その中で、「筋肉細胞の鍛え方」について、私にとっては、初めて知ったことがありました。

筋肉の病気で、何か良い治療薬がないか探すためには、患者様の細胞からiPS細胞を作り、そのiPS細胞から筋肉細胞を作り、病態を再現させることから始める。ここまではよくわかったのですが、単に、iPS細胞から筋肉細胞に分化させただけでは、未成熟な筋肉細胞にしかならないのだそうな。iPS細胞は受精卵の様なものなので、そこから作った筋肉細胞は、未成熟だ。ん、まあ、そうなのかな。なんとなく理解。

この次の説明が驚きでした。未成熟な筋肉細胞を成熟させるために、電気刺激を与える!!!
腹筋を鍛えるために、お腹にパッドを当てて、電気を通し、腹筋をピクピクさせる、原理は、あれと同じですよ、と。培養している筋肉細胞に電気刺激を当てると、筋肉細胞が成熟する、とのこと。要するに、筋トレですね。

話がそれますが、筋肉細胞といえば、ミトコンドリアの量と質が大事だった様に記憶しています。ミトコンドリア健康法。私は、新型コロナが蔓延した時から家にこもりがちで、慢性的な運動不足です。対策として、昨年、ステッパーを買いましたが、飽きっぽ正確ですので、最近、ステッパーは埃をかぶっています。ステッパーは、有酸素運動に最適です。今から、ステッパーで、運動不足解消し、筋肉細胞を成熟させたいと思います。この歳からだと、成熟を超えて、老化に向かうかもー、いやいや、ミトコンドリアを増やして若返りだー。そんなことにこだわる年齢になってしまいました。

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